はじめてカニ

2011年06月30日

暑いです(==)
節電オフ時間帯にPCを起動したはいいのですが
室温が2℃上がって32℃!

真夏に比べたら高が知れてますが、
真夏に向けてブログを書き溜めしようとおもってたのに
1歩遅かったカンジ・・・

これから暑くなるとフィールドに出る機会が減るので、

・過去ネタ
・庭ネタ
・お客さまネタ

この3本軸です。
それに加えて節電中の為(書いてるのはオフ時間だけど)
秋まで更新が少なくなるかもしれません。ご了承〜


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6月中旬の「多摩川河口域 神奈川県側」の生き物編。


ハマヒルガオも無事見て、
もうちょいお土産がほしかったので
岩場でカニを観察してみることに。


多摩川でカニというと自分の中では

クロベンケイガニ がダントツの印象。

下流域ならどこへ行っても姿があり
たまーにサイクリング道路のある土手を超え
住宅街にまで来てしまうこともあるカニ。

このカニ以外のカニはいないんじゃないの?と
小さい頃からおもっていたが

写真を撮るようになって
チゴガニヤマトオサガニコメツキガニを覚えた。

でもこれらのカニは小さくてクロベンケイさんとは別の印象。
大きなカニはやはりクロベンケイさんという独壇場なのだ。


しかし、実はやっぱり知らないだけで
多摩川には他にも多くの種類のカニたちが住んでるらしい。

そこで、それらを探してみようというわけ。



岩場をのぞくと、さっそく見慣れないカニたちが...




一斉に逃げていく・・・・!Σ( ̄ロ ̄;)



みんな近くの岩場に入り姿をよく観察する間もなく
奥のほうへと隠れてしまう。


ここはやはり、待ち伏せしかないようだ。


110630_1.gif


視線を感じるのか、なかなか出てきてくれなかったが

なんとか特徴が分かる位置まできてくれた。


110630_2.jpg


これはアシハラガニだね。初見。

クロベンケイさんに似てるけど白いデカいハサミが特徴らしい。

アシじゃなくてイワにいるけど・・・まー別にいっか。



横に、そろりそろりとこっそり逃げ出すカニを発見。

なんかやたら赤くて見慣れぬ顔。


110630_3.jpg


こっちはカクベンケイガニさん。これも初見。

真四角の背中が特徴。たしかに角っとしてる。



ほか、岩陰でごそごそするやつらがいっぱいいたけど
出てきてくれないのでよくわからず。見慣れぬ顔だったのに...



これで5種類のカニに会うことができた(^^)

二十数年多摩川に住んで、まだまだ発見が尽きない♪


次回は食べれそうなカニでお願いしますw


by Yokoman 23:29 | Comment (0) | ぎょかい

ウナ屋

2011年06月26日

多摩川は年間を通して色々な魚が釣れる。
下流域で春から秋にかけて人気の釣りが

1位 ハゼ釣り
2位 テナガエビ釣り
3位 シーバス釣り

である。

このうち私がやってたのが
1位と2位の マハゼテナガエビ

この話については膨大なネタ量なので
今回はランク外のウナギ釣りの話。


多摩川でウナギ釣りが密かな人気があるのは
以前から知っていたんだけど、やったことはなく。

たまたま散歩先でウナギ釣りを見かけて
俄然やる気になってしまったのが父・タケリン。

110626_1.gif


さっそくウナギ釣りの仕掛けを買ってきて
糸を結んでは準備をしている。

うーむ、、、

釣れたところで誰がアレをさばくのだろう?




ところで、「多摩川のウナギ釣り」には馴染みはないが
「ウナギ釣り」には小さい頃から馴染みがある。


それが地元のお祭りに出店する
「ウナギ釣り屋さん」だ。

110626_2.gif


近場2ヶ所のお祭り以外では見かけないので
他所のお祭りではレアな存在かもしれない。


金魚すくいなどで見かける大きな2つのタライに
金魚の代わりにウナギが入っている

さすがにウナギは「ポイ」ではすくえないので
針の付いた小さな釣竿を使う。エサは無し。

110626_3.gif

この針を、ウナギのエラに引っ掛けて釣る。


エラに針がかかると、
ビックリしたウナギが勢いよくバックして
持ち上げようとするとぐるぐると回転して糸を切られる。

んで、終了というパターン。


遠巻きにフランクフルトをかぶりつきながら見学していても
ほとんどの人が釣れない。

しかし、突然と現れるスーパー少年がいて
ウナを釣りまくるのだ。

110626_4.gif

お持ち帰りしたウナは
おかあさんがさばいて食べるらしい。

ウナを釣り上げると、見物客からどよめきがおきて
「俺もやってみようかな?」ということになるシナリオw

ま、深くはツッコまないけど(^^;)


1回500円。決して安くはない。
中国産のウナギがスーパーで1匹380円なのであれば
買ったほうが早いのは確実だ。(色々な意味でw)


でも、お祭りって特有の空気がある。
感覚が麻痺的な。
明らかに高い値段の焼きそばもなんだか異様に美味しい。

釣れても釣れなくても楽しいのはどの釣りも一緒。


今年はそんなお祭りが震災の影響で自粛中止

お囃子の練習の音だけが街に聞こえる。
by Yokoman 18:15 | Comment (0) | ぎょかい

多摩川河口域 神奈川編

2011年06月25日

5月にアナジャコをなめてかかった多摩川河口域の
今度は神奈川県側編。



110625_2.gif

上流から見て、左側が東京都。
羽田空港がどーんと陣取り、飛行機がバンバン飛んでるところ。

前回アナジャコを探してうろついたのが
空港の手前あたり。


で、今回は橋を渡って反対側の神奈川県側。
「殿町干潟」と呼ばれるところ(たぶん)

イラストでいうと緑の小さな緑地帯があり
その脇をサイクリング道路が走っている。
先端は運河があるので行き止まりで
Uターンする以外に道は無い。

空白部は工業地帯。現在は更地。
以前はコアジサシチドリの巣が沢山あったが
工事車両が増えてきたので去年あたりから見かけない。

緑地帯より川側では干潮時には大きな干潟ができ、
上流側・東京側同様にシジミ捕りの人たちで賑わう。
(でもここの干潟は採取禁止のはずなんだけど???)


6月初旬、一昨年あたりから恒例になりつつある
河口域へハマヒルガオを見に行く。

橋を渡って、緑地帯を進んでいくと
いきなり工事の門へブチあたる。

110625_1.gif


3月の地震により見送らせていた
堤防工事をしているのでこれより先入れないとのこと。


うーむ。


入れないのは別にかまわないのだけど
堤防工事というのが気になる。

というのも、貴重なハマヒルガオが自生している場所が
ハマ(浜)ではなく、堤防だからだ。

堤防工事で無くなってしまわないか
すっごい不安になりつつ、工期が終わるのを待つことに。




んで、先日。



工事が終わったので、見に行ってみることに。


緑地帯のサイクリングコースを再び進み
工事の門があった場所へ。

門は開かれていて、
その先は新たにできた堤防でジャリ道が続いている。

おいおい・・・まさかホントに自生地消滅したんじゃ...


とおもわれたが、

少し進むと、以前の古い堤防につながっていた。
どうやら堤防を新しくしたのは一部だった模様。

ホっとひと安心(^^)


さらに進んで、ようやく自生地のある堤防へと着く。


上からだと草がボーボーで見えにくいが
花がちらほら咲いてるのが見える。


全体を見渡しても数年前より随分と株が増えた♪
今年は去年と比べても茂りっぷりがいいカンジ♪

堤防にへばりついて、さっそく写真を撮りました。

今年も咲いてくれていてホントによかったー(^^)


110625_3.jpg

110625_4.jpg
by Yokoman 23:23 | Comment (0) | フィールド
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