ホタルで天の川

2012年07月31日

今年は地元の小学校でホタルを2度も見るという
贅沢を楽しんで、
(※ヘイケボタルの2回目も行ったw)

お腹いっぱいになっていたのだけど、
ブログを始めてから
地元の生き物イベントが気になってきて
ついでっちゅーことで
もう1回ホタルを楽しむこととする(゚∀゚)


今回は「森ヶ崎水再生センター」で行われている
ホタルの夕べ。

前回の記事でも書いたけど
ここは以前は野外飼育で展示していたんだけど
現在は屋内飼育施設で鑑賞会が年1回だけ行われてる。


今年の開催日は7月18日。
さっそく、夜6時半ごろ、
森ヶ崎のある東京湾方面へチャリで向かう。




入口には沢山の交通整理の人。

最寄の駅のない森ヶ崎は
来場客は主にチャリかバスでやってくる。


しかしあれだな・・・

「森ヶ崎 ホタル」で検索したら
施設関連の情報以外は

当サイトの記事しか出てこなかった

のだけどw なんでこんなに人がいるんだ?

地元の付近以外でのポスターも見かけ無かったし
駅前にも案内は無かったし
区報・都報や、水道局便りに宣伝があったのかな?
超不思議w



まぁ、不思議なことはともかくw
さくさくホタルを見に行くこととして
チャリ置き場にチャリを置いて施設内を歩き出す。


120729_1.gif

入口ではホタルのデザインのウチワがもらえる。

このあたりサービスが役所仕事っぽいw
(出口でさらに色々もらえるw)

ありがたく、パタパタ仰ぎながら進む。


120729_2.gif

ホタルの飼育施設までは入口から
200mくらい。案外歩く。

下水道の濾過槽の奥手になるので
濾過槽の脇をてくてく歩く。

横には首都高速湾岸線と東京モノレールが走る。
高速道路と下水道施設の間にある小道は
普段散策でよくチャリる道。

薄暗くなった木々から今年最初のアブラゼミの声を聞く。



ホタルの飼育施設までの道では点々と
関連の展示テントが並んでいる。

下水道に関するブースだったり
ホタルの説明をするブースだったり
子供が遊ぶ縁日的ブース(ザリガニ釣りとか)

森ヶ崎水処理センターが取り組む
コアジサシの営巣地に関するブースも。
(今年の結果も芳しくなかったようだが・・・)


チラチラとそんなブースを見ながら
飼育施設に到着。

120729_6.jpg

飼育施設の大きさはテニスコートほど ※実感値w
実際はそんなに広くないかもしれないけど。


120729_3.gif

中は遊歩道が左右にあって
入口で進む方向を指定される。

まわりには草が生い茂り、真ん中には流れのある池?

このあたり、前回行った小学校と作りが似てるのは
小学校側がここを手本にして作った感がある。


飛んでいるホタルはヘイケボタル

これが自分が一般的とおもってるホタルの大きさで
やはりゲンジボタルは相当にデカかったw


見えてるホタルの光は200匹以上?
さすがに施設が大きいだけあってホタルの数も多い。
そしてその半数以上のホタルが飛んでいること。
手元にも沢山飛んでくる。

120729_4.gif

天井近くには
例の『ホタル筋』が出来ていたが
ホタルはじっとせずに飛びまわっていたので
あまり嫌なカンジはしなかった。

むしろ、
流れ星のような天の川
とでもいいますか

自然にはない光景ではあるけど
これはこれで綺麗でした。
(観賞用で育ててるわけだし綺麗なら丸く収まるw)




ここでひとつ、困った点。


施設内は非常に暗くて景色もほとんどわからないので
足元にチューブ型のライトが張り巡らされてるのですが

その明かりとは別に、道端に点々と光が・・・


120729_5.gif


ホタルって踏まれても光ってるのかな?

とおもうほど、遊歩道で光っているホタルが多い。

触っても動かなかったから、生きてるのかも謎。
(暗くて見えないので生死不明)

一応みなさん避けて進んでいたw






これで今年のホタルは見納め。

今年はなかなか満喫できた(゚∀゚*)


来年もどこかのホタル施設にお邪魔しますw
by Yokoman 17:13 | Comment (2) | むし

ミミズの本気

2012年07月29日

とある日の朝のこと、
2Fのリビングでまったりしていたら

突然


120727_1.gif

1Fから悲鳴が聞こえた。




ん?なんだなんだ?

アシダカグモ様でも出たのか?

※過去記事参照
http://dotetuu.seesaa.net/article/218807881.html



2Fの階段から下の様子を伺う・・・


母・チヨリンが


「お父さん! ミミズー ミミズー」


と、お風呂場から大声で叫んでいる。





お風呂場?
ミミズ?





ああ。ミミズね。
やっぱりやっちまったか・・・






やっちまったミミズというのは、



父・タケリンが前日の夜に
埼玉の仕事場から持ち帰った
フトミミズ(でかいミミズ)のことである。

120727_2.gif


なんでも、先日の大雨の時に
多摩川でウナギ釣りの人たちが大漁だったようで
それに釣られて、またウナギ釣り熱が再発したらしい。

去年の前回(※過去記事
ウナギを釣りたい!とあれだけ盛り上がって
釣具屋に仕掛けまで買いに行ってたのに
そのあと急に熱が冷めて結局釣りには行かなかった。


今回もきっとそんなことだろうとおもっていたのだが
「仕事場の空き地で大量にフトミミズがいた〜♪」
「これでウナギを釣りに行く〜」と
空き箱にフトミミズを大量に持ち帰って来たのだ。

ちなみに埼玉の仕事場までは
電車を乗り継いで2時間くらい。
通勤サラリーマンに囲まれるフトミミズ・・・
ミミズのちょっとした旅



持ち帰ったミミズ箱は
ミミズのほかに現地の土が入っていて
ミミズたちはその中に潜り込んで大人しくしていたが

私が
「ミミズをあなどっちゃいかん!」
「住み心地が悪いとすぐ脱走する!」
「涼しい場所で完全密封!」
「小さな隙間も簡単に通り抜ける!」
「大人しくしてるはずが無い!」


と、何度連呼したにもかかわらず

左から右に抜ける一方で本人聞く耳持たず。
「だいじょうぶ、だいじょうぶ♪」の一点張。

口の開いたビニール袋に入れられただけの
ミミズ箱は、かくして風呂場に設置されたのである。

120727_3.gif



で、朝を迎える。




私は怖そうな現場なので見に行かなかったが

逃げ出したミミズ数匹が
風呂の残り水で土左衛門になってたんだそうで( ̄_ ̄|||)

箱の中に沢山いたミミズは半分以下に減っていたらしく
風呂の隙間に何匹か入ってそうな気もしたけど
開いていた窓から逃げたということにしておこう・・・



じゃないと怖すぎる・・・



気持ち悪いので、
そのあと念入りにお掃除しときました。

あれ? なんで自分掃除係?(;´д`)流れがおかしす...
by Yokoman 10:27 | Comment (3) | ぎょかい

ウリバトル

2012年07月27日

暑い・・・暑すぎる

只今35度。

そういえば、小学校のとき
夏場のパソコンルームは
誰も使ってる人がいなくても
遮光カーテンをぴっちりでガンガン冷房が効いていた。


・・・それを見習えと?

まず冷房を買わないと無理だな( ̄∀ ̄)

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梅雨明ける前のネタ。


この季節、多摩川近辺の住宅地の路地で
よく見かける花がある。

これらはおそらく土手からタネを採ってきたもので
綺麗だからと家のプランターなどに蒔いたのだろう。
路地で咲いているということは
土手も同じくこの花が満開の季節だ。


花の名前はハルシャギク


日本じゃないどっかの国の植物。
つまりは外来種である。


以前はこのあたりの土手(河川敷)には
生えてなかったのだけど
何度かの河川の増水によって
上流の花壇などからタネが流されてきたとおもわれる。


大変強く繁殖力のある植物で
わさわさと増えまくる。
特に中流域はこの時期はハルシャギクの花園と化していて
先日N○Kで「風物詩」として取り上げられていた。

外来種を風物詩って・・・
植物園の花ですらないんだから・・・



ハルシャギクと混同される似た花で
オオキンケイギクというのがある。

同じ仲間なんだけど、こちらは特定外来種法により
育てるのも、譲るのもダメで、駆除対象となっている。
(違反した場合、懲役1年または100万円以下の罰金)

同じような繁殖力で同じような植物なのに
駆除対象とそうじゃないのは、どこで決まるのだろう?

詳しいことはよくわからんけどw
綺麗な花とはいえ、増え過ぎても困るということで

毎年開花の季節になると

120725_1.gif

お持ち帰るようにしている


タネを採って増やすわけではなく
まだこの地域では僅かにしかない今のうちに
数を抑える意味を兼ねて、生花用に持ち帰る。

これが案外、というか、
元々観賞用だからあたりまえだけど
生けてみると見栄えのする花で
夏っぽくて季節感が出るのだ。

ん?これが風物詩につながるのか?w



長くなったけど、本題はこのハルシャギクの話ではない。



僅かに生えるハルシャギクを探して
(群落もあるけどそれは見なかったことにしてw)
川岸沿いをチャリを転がしながら歩く。


すると、目に入った 気になる草


川岸に生えるボーボーの草むらの中に
芽吹いて日の浅いニョロンとした蔓。

一緒に生えるクズのようなガッチリした葉ではなく
どこかゴーヤに似たような貧弱なウリ科の葉。


これは!Σ(゚ロ゚;)


特定外来種に指定されているアレチウリだ!




ま、

別に今更ビックリすることでもなくて
何年も前から土手に蔓延ってるんだけどねw


そういえば・・・

お隣の世田谷区ではNPOだかが
アレチウリの駆除人材を募集していたな〜

たしかにこいつが蔓延って
ヒヌマイトトンボとかの生息地も
荒れちゃってるんだよな〜

んじゃ、いっちょ抜いてみよう!

ということで、引っこ抜いてみることに。
(植物には何の罪も無いけどゴメンして。)



120725_2.gif

と、まぁ最初のうちは
なんだこいつ根が全然無くて簡単に抜けるな〜
と、気楽なカンジでやっていたんだけど、


段々と大株が出現するにつれて














120725_3.gif

ご乱心にwww






長い蔓をズババババババと引き剥がすのが
これがおもいのほかおもしろくなっちゃって
(植物に罪はないけど...残念ながらおもしろい)

それでいて、根は簡単にスポンと抜けるから
駆除し甲斐があるといいますか・・・
達成感はハンパないです。





こうして、サクっと花摘みにいったつもりが
30分以上アレチウリと戦ってまして
日が暮れましたw
by Yokoman 17:56 | Comment (0) | しょくぶつ
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