神社や寺の境内では「菊花展」をやっていることが多い。
菊作りというとド渋いイメージだけど
祖父が作ってたのと
中学の授業で作ったのと
園芸好きというつながりで
母・チヨリンとたまに見に行く。

小さい近所の神社で行われてるものより
大きなお寺に行くと規模も大きくレベルも高い。
といっても知識はサッパリないので
素人目では評価のポイント箇所が違うんだろーけどw
この日行った場所はお寺の横に公園と墓地があるんだけど
墓地内に、たしかイイギリの木があったので
そろそろ実がなる時期じゃないかな〜とおもって
墓地の中をイイギリの木を探しにウロウロしてみた。

しかし、なかなか赤い実のなった木が見つからなくて
(葉や幹肌は覚えとらんのでw)
墓地の中を途方もなく彷徨うハメに・・・
区画整備で木をずいぶんと切ってしまったので
その時に切っちゃったんかな〜と歩いていたら
足元に赤い実を発見。
その横には落葉した木。
どうやら鳥に食べられ実は落ちてしまったみたい。
探しても目立たなかったわけだ。
イイギリの木も無事に見つけたので
さて帰ろうかとチャリ置き場へ歩いていくと
おじさんに声をかけられる。
「いいものがあるから見に来なさい」
今、考えると
知らないおじさんについていくのはどーなんだって話w
怪しい以外の何物でもないじゃないか・・・
おじさんは境内の掃除屋さんっぽい格好で
もう1人、パンフレットを持った観光客っぽい人。
境内の植物?遺跡?の案内の人かとおもって
言われたとおりに母と2人ついていく。
案内されたのは
お墓・お墓・お墓・お墓・お墓・・・
墓の嵐w
ここのお寺は古くって全国的にも有名な場所なんだけど
著名な人のお墓が沢山あって
古くは大名やら、政界・財界・エラい社長・どっかの組長とか
なんだかんだといっぱい埋まってるそうで・・・
おじさんは大変熱心にジョーク?を交え
マシンガントークで話をしてらっしゃるのだが

500%興味ねぇー ( ̄ロ ̄lll)
歴史やら著名人やらにまったく興味がない自分は
99%以上誰のことやらサッパリ分からずで
(徳川家と言われても将軍とかしてる家系としか分からんw)
ただただ、早く解散してほしい・・・とおもうばかり。
今、どこぞの一部のブームで
歴史に詳しい歴女ならぬ、
著名なお墓をお参りする「墓マイラー」が流行っている。
このお寺にもそういう人たちが多く訪れるわけで
お墓を当てもなくウロウロしまくっていた自分達の姿が
どうやらおじさんに墓マイラーと間違われたらしい。
ここはなんとしても誤解を解かねば大変なことになる!
と、ただならぬ事態を悟ったのだが
母・チヨリンは、おじさんの話にフムフムと聞き入っている。
あれ?(=∀=;)歴史好きなのかな? 話ついていけるのか!?
しっかりおじさんの後をついて行くので、
引き離せないムード...
完全に引いているのは自分だけなのか・・・
しかし・・・
後々、話してたけど
母は90%以上話が分からなかったらしいw
ただの断れない人かよ!!Σ( ̄ロ ̄lll)
※ヘルパーの母は年配者をほっとけない
いつの間にやら、観光客の人も退散してしまい
いつしかおじさんと3人だけに。

日は完全に暮れました・・・
怖い怖すぎる・・・
墓地には幽霊よりも
怖いことが存在したのか・・・
おじさん最強過ぎる・・・
ほい。
こんなこと書いてはバチ当たりだね。
おじさん・お参りしたお墓の方々、スミマセンでした。
さて!
このブログはどてっこ通信です!
前置きが大変長くなりましたが
生き物のことを書かせていただきます!
この日、境内で帰り際(最初のw)に
公園側の木々から大きな声が響いた。
すぐにインコの声だと分かったので
母にインコ出てくるよーと空を指差す。

予想通りワカケホンセイインコの群れが登場。
10羽づつ位の群れが3群通過。
南国調な大声でわめきながら
ねぐらのある東京工業大学方面へ飛んでいった。
普段はもっと大学寄りの木々で見かけることが多いので
この辺りで見かけたのは初めてかもしれない。
ひょっとしてイイギリの実を食べたのはあいつらか?