多摩川 等々力周辺

2012年12月31日

アメヒくんを探して彷徨った先日、
さらに上流側も見に行ってみようとかなと
再び多摩川へ。

今度は愛車のボロチャリに乗ってw
「調布堰」のある「丸子橋」へ。
やっぱりチャリの方が散策は落ち着きますな。

121228_1.gif

「丸子橋」へと続く中原街道をぶったぎって
まずは「等々力緑地」をめざす。

目的は、公園の池になんかいないかな〜という安易な考えw


サクサクとチャリって行って公園に到着。

最初に小さな「ハス池」に向かう。
カワセミを狙うカメラマンがいつも数人いるけれど
この日はちょっと違っていた。
いつもは池へと向いているカメラが
反対側の木々の方へと向けてある。
ん? 何を撮ってるんだろう?

声をかければすぐに答えが分かるんだろうけど
おじさんに捕まると怖いことを身をもって知ってるのでw
こちらから声をかけることはやめといたぞ(-v-;)


「ハス池」にはもちろんカワセミの姿は見えない。
以前冬になるといつもハシビロガモがいたけど
ここ数年は見ていない気がする。
この日はハシビロさん含め何にもいなかった。


すぐに隣の大きな「釣り池」へと移動。
こっちは毎年恒例のオカヨシガモの姿。

121228_2.gif

すっごい遠いんだけど・・・
全部で30羽くらい。
ちっぴりカルガモ
点々とカイツブリ


オカヨシガモは最初10羽もいなかったはず。
友達を呼んで?w 年々地味に増えてきたね。

※昨年の関連記事
http://dotetuu.seesaa.net/article/248419910.html

そろそろオカヨシガモと仲の良い
ヨシガモ氏を連れてきてくれることを願っているんだけど
なかなか連れてきてくれないw



「等々力緑地」の成果が寂しく終了して
すぐ横の多摩川の土手へと登る。

なんか鳥飛んでいないかな〜と
サイクリング道路から空を眺めると
上空にヒメアマツバメの群れ!

121228_3.gif

・・・。
う〜む、ここまで昨年と同じ流れすぎるw


ただしアマツバメの群れは去年ほど大規模なものじゃなくて
30〜40羽くらいと少数。
声も全然聞こえず。

アマツバメたちを地味〜に見送っていると
はるか上空、横から違う鳥が飛んできた。


121228_4.gif

チョウゲンボウさんである。



チョウゲンボウさんは多摩川下流では
トビを省くと一番よく見る猛禽なのだけど
さっさと飛び去ってしまうので
あまりじっくり見る機会が無い。
今日は双眼鏡をバッチリ持ってきてるので
じっくり観察してみることにしよー

いつもは黒い点でしか見えないwチョウゲンボウさんも
今日はハッキリと羽の色や顔を見ることが出来た。


チョウゲンボウさんはどうやら上空から獲物を探しているらしい。
獲物がすぐ近くに群がっていれば
鉄塔から狙いを定めて急降下で狙ってくるけど
獲物が少ない時は上空から探すんかな?

この日はちょっと寒くて条件が悪いようだ。

121228_5.gif

足がかじかむらしい


時折、ホバリングして狙いを定めてる様子だったけど
狩りをするまでに至らず。


土手をチャリっていると
ドバトの群れに突っ込むチョウゲンボウさんを
たま〜に目にするけど、この時は

121228_6.gif

何周も旋廻しまくってるものだから
みんなとっくに逃げとる


お腹は空いてるんだろうけど空回りだね。
ご苦労様です( ̄人 ̄)..チーン



そういえば、
チョウゲンボウって名前。
どんな由来でついてるんだろう?と気になって
ついでなので調べてみた。

チョウゲンボウ=長元坊 と漢字では書くみたいだけど
名前の由来についてはハッキリしてないらしい。
変な名前だからすぐに出てくるとおもったんに・・・

代わりに別名が目にとまったよ。



馬糞鷹=まぐそたか





(;´д`)ヒドい・・・ヒド過ぎる・・・あんまりや;




この前、カンムリカイツブリの記事のコメント欄
変な名前の鳥は少ないかもって書いたけど
あるじゃん。変なの。ヘクソカズラ同等だよ;

・馬糞に集まるネズミを狙う鳥
・小物しか狙わないショボイ猛禽
うんこ色

みたいな由来だそうで・・・


あんまりや・・・(;´д`)


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2012 びっくり昆虫ブログトーナメント ✨

ブログ村でトーナンメント開催中。
参加者21名で投票開始したよ(゚∀゚)
現在準決勝! 残るは4ブログです。
「どてっこ通信」は準々決勝で見事に敗退したよw
果たして優勝者はどのブログになるのか!お見逃しなく!
by Yokoman 11:49 | Comment (2) | フィールド

白ほっぺ

2012年12月28日

前回のつづき

多摩川河口まで鳥見に行って
目標であったオオジュリンも見れて
まったり大師橋に向かって帰る途中。



「大師橋」から「多摩川河口」までは
パっと見、3群くらいに分かれた
1200羽くらいスズガモたちの姿。

※前後200羽くらい誤差あり


日によって、沖にいたり岸側にいたりするけれど
いつ行っても、ボーーと浮いてる姿だね。
エサ捕ってる姿はまだ見たこと無い。

遠目にメスが異様に多くないか?という印象。
双眼鏡で見ると、ハッキリとしたオスの模様は
全体の1〜2割しかいないくて
あとは地味ーな模様のばかり。
どうやらまだ換羽が進んでないみたいで
メスっぽく見える中に地味なオスが含まれてるようだね。
※本当のところは、にわか鳥見には分からんけど



スズガモのオスは一見すると
ちょんまげ頭のキンクロハジロの模様に似てるけど
ちょんまげは無くてw
キンクロハジロでは黒い背中が、ネズミ色なのが特徴。

キンクロハジロの頬は 紫っぽい色 をしてるけど
スズガモだと 緑っぽい色 なので、個人的には

121223_1.gif

緑ほっぺ」と呼んでいるw


まぁ、でもこの頬の色というのは
光加減でチラチラ光るものだから
普通に見ると黒っぽくてあまり分からんよ。



そんな1200羽のスズガモたち。
鳥屋さんとかは、この中から
マニアックな極細かい違いの近縁種を探すんだろうけど
自分にはまったくもって区別がつかないので
遠目に双眼鏡も使わずざっくり観察。

すると群れから離れたところに3羽ほどのスズガモの姿。

121223_2.gif

地味な模様のメスっぽい2羽は
スズガモ特有の鼻が白色。
ん?
オスも鼻が白く見えるんだけど?
あれ? オスは鼻白くないよな〜?

デイバックから先ほど仕舞った双眼鏡を取り出す。






121223_3.gif



?!













121223_4.gif



「白ほっぺ」だー!! (゚∀゚;;;)





遠くから見て鼻が白いなーとおもっていたのは
鼻ではなくてほっぺ。
というかよく見たら色々違うがなw

こいつはホオジロガモ氏。

多摩川では中流域上〜中部で見られるみたいだけど
多摩川河口では結構レアガモ。

初めて見たよー(゚∀゚;;;)




?!





ぬ?!

え?!



まさか
まさかの






本日カメラ不在ー!Σ( ̄ロ ̄lll)


そだよ。今日はカメラ持ってきてないんだったよー


って、落ち込み慌てふためいてるそばから
白ほっぺはどんどんこっちに近付いてきてるし・・・

今日はそんなサービスカットはやめてくれ!

生き地獄だ!(;;;TT)



どーにもこーにもしょうがないので

双眼鏡でたっぷり堪能することにしたよ。

しかと目に焼き付けておけ!ってことでw



白ほっぺは、さっきはたまたま
緑ほっぺたちと一緒にいたみたいで
すぐに1羽で離れてエサ探し。

潜って何か捕ってるようだね。

普通、カイツブリとかでも
潜ると次はどこに浮上するか分からんのだけど
濁った水でありながらも浅瀬を泳いでいたから

121223_5.gif

丸分かりだったねw

白い魚影・・・ではななく鳥影が海底を泳いどりました。


白ほっぺは、カニとか貝とか食べるらしい。
ちょんまげや緑ほっぺと同じか。
盛んにもぐもぐしてたのは
これらを食べとるんだね。



今回の鳥見散策はおもわぬ出会いのおまけ付だった。

今までもカメラを持って無い日に限って
珍しい生き物に出会えたということがあったけど
その度に( ̄_ ̄|||) ズドーンと落ち込むのだから
やっぱり撮らない・撮れないにしても
カメラを持っていくべき
だと痛感しました。

そして、
カメラを持っている時に限って電池切れのパターン
を繰り返すんだろうなw


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オラに清き1票よろしくどす と言いたいところだけど
素直におもしろいブログさんに投稿してね。よろしくー
by Yokoman 17:38 | Comment (5) | とり

多摩川河口2012冬

2012年12月26日

前回ヒドリガモを見まくって
にわか鳥見に火がついてしまったので
またも多摩川に冬鳥を見に行くの巻。


今度はチャリって海側行くぞ!

なぜ海側かというと
冬は北風が強くて上流側(北)に行くのが辛いからだ!

寒いのでマスクを装着しまして
ほい。では海へ向かってチャリでゴー!



羽田から「大師橋」を渡って「殿町干潟」へ。
ちなみに電車で行く場合は
大師線「産業道路駅」か「小島新田駅」が便利。
うん。どちらも使ったことの無い駅だw


121222_1.gif

この日は天気が非常によかった。

沖には千葉の「木更津」っぽいのも見えたし、
「東京スカイツリー」もよく見える。
「東京ゲートブリッジ」「フジテレビ」「六本木ヒルズ」
「葛西臨海公園の大観覧車」も見える。
「羽田空港」の飛行機は見たくなくてもいくらでも目に入るw


さっそく鳥見開始だよ。

今日はカメラはお留守番で双眼鏡のみ
多摩川河口は鳥との距離が遠いから
MYカメラもってきてもあまり大きく撮れないんだよね。

ちなみにMYカメラは望遠17倍。
MY双眼鏡は50倍。


121222_2.gif

川にいるカモたちはここでは圧倒的に
スズガモたちが多いね。

キンクロハジロがちょっと。
ヒドリガモオナガガモカルガモが少数。

あと点々と5羽ほどカンムリカイツブリ
カワウがいっぱい。
アオサギがちょっぴり。
あと、なんちゃらカモメ。セグロカモメ系。
ユリカモメはおらんかったね。

川辺にいた鳥はそんなところだったかな。


チャリを止めながら川に双眼鏡を向けて
のったり進んで歩道の終点へ。
途中、スコープ持った鳥屋さんが2人ほどいたかな。
何を見ているのかはよくわからなかった。


「殿町干潟」と「多摩川河口」には
その間が飛んでそれぞれにヨシ原があるんだけど
特に「殿町干潟」のヨシ原は広大で
大きなスコープやら大砲カメラで
よく鳥を見ている人たちを見かける。
(この日はいなかったけど)

自分のカメラじゃそこで狙っても距離があって撮れないので
写真を撮るときは「多摩川河口」のヨシ原。
ここは鳥との距離が近くて写真が撮りやすい。

この日の目的は
前回見つけることが出来なかった
オオジュリン氏を探すこと!


オオジュリンはヨシ原に暮らす地味ぃーな小鳥
(小鳥といってもスズメよりは大きい)

チッチッと鳴く地鳴き
ヨシ原の茎をカリカリとついばむ音
ヨシ原の上をサッサッと飛び回る姿

これらを探して双眼鏡を向けるのだけど
これが素人の自分には非常に難易度が高くて・・・

特に

121222_4.gif

こいつらとの違いがややこしい。

おまえらちょっと黙っとれ!というカンジw



んで、カサカサと揺れるヨシに狙いを絞って待つこと
やっとその姿を捉えることが出来た。

121222_3.gif

うーん、
そんなに探すのが難しい鳥ではないはずなんだけどね。
なしてこんな苦労してるのかw

どちらかというと、同じような姿でここで見られる
まだ見たことが無い
ツリスガラカシラダカに会いたいよ。


とりあえず本日の目標は達成。



終点からUターンして「大師橋」へと戻る途中、
土手下の草むらでパタパタと小鳥の影。

ジョウビタキだ!


そういえば秋にウチにいたジョウビタキ。ビタ子。
なぜか冬になると近所からいなくなる。
エサが無くなるから?
どこに行ったのかとおもったら
土手にいたのか。なーんだ(・3・)


見つけたジョウビタキはメス。ビタ美w
このあと見つけた2羽目のジョウビタキもメスだった。
「メスにしか会えない法則」はここでも有効


ビタ美はフェンスの上に止まって
草原の虫を狙っているようだ。
何度かアタックを繰り返していた。

双眼鏡でゆっくり見たかったのだけど

このビタ美の乗ってるフェンスというのが






ホットスポットのフェンスなんだよねw



※関連記事
http://dotetuu.seesaa.net/article/273264651.html




長居はやめておくことにしたw





次回、
帰り道でまさかの惨劇が起きる!


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by Yokoman 18:41 | Comment (3) | フィールド
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