前回からのあらすじ
ヤマアカガエルのタマゴ探しも
去年同様に不発に終わって
このままじゃお土産が少ないので
対岸の「等々力緑地」まで足を伸ばすことに。
「多摩川駅」を横目に見ながら
多摩川に架かる「丸子橋」を渡る。
橋の下の「調布堰」には沢山のカモたち。
まぁ、いつものように
ヒドリガモが多く見える。
なんか違うカモいないかな〜と
橋の真下を覗き込むと

ちょうど
オカヨシガモのつがいが泳いできた。
双眼鏡で覗いてみると他にオカヨシガモはいなかったから
ちょうどよいタイミングで覗き込んだということだねw
ヒドリガモの群れから離れたところに
キンクロハジロっぽいカモが1羽。

双眼鏡で見てみたら実は
スズガモだった。
まわりに潜水していた3羽のメスも出てきた。
河口域以外でスズガモを見たのは初めてな気がする。
ヒドリガモの群れの中には何か混ざってないか改めて観察。
ハシビロガモが3羽。 オス1羽。メス1羽。と

まだら1羽w
いや。オスなんだけど・・・
これ?ハシビロガモか?
換羽のエクリプスにしては時期遅いよな〜?
アイノコくんか?
「丸子橋」を後にして、「等々力緑地」へ到着。
大きな釣り池には相変わらずの
オカヨシガモと
カイツブリたちが仲良くお休み中。
いつも寝てる姿しか見ないんだけど
いつ食事してるんだ? 朝夕なのかな?
その横の池に面した林には
コサギが3羽、木の上で昼寝中。
以前この釣り池には大きなサギのコロニーがあったんだけど
なんだかんだ色々ありましてコロニーは消滅。
木の上にサギが止まる姿が見られなくなりました。
(※林が無くなったわけではなく、サギが来なくなったんよ。)寝てるコサギさんたちを見ていたら懐かしく思い出したよ。
さ〜て、釣り池の隣の小池は
今日も飽きずにカワセミカメラマンたちが並んでるのかな〜と
日本庭園のある小池へと行ってみる。
小池が見える角度に入って、すぐに異変に気付く。
池がフェンスで囲まれて入れなくなっているのである。
あれ?
何どしたん? 護岸整備か何か?
サッカースタジアム側の正面へと回り込んで
マスクが吹っ飛ぶほどビックリした。
池の護岸の庭園、散策路、全体が
重機で掘り返されていたのである。フェンスに張り出された工事計画案内には
サッカースタジアムの整備について書かれていた。
スタジアムが古くなったので改修工事をするついでに
日本庭園を壊して、整地して、
売店が出店できたりする多目的広場にするらしい。つまりは、ナニか?
日本庭園をブチ壊して、小池も埋め立てるということか?
まぁ、日本庭園は名前ほど庭園っぽくなくて
岩並べた普通のせせらぎだったから
無くなっても問題ないとはおもうけど
小池もそのまわりの木々も壊しちゃうわけ?
貼り出された計画案内には「整地する」というだけで
小池がどうなるのか書いていない。
完成予定図のイラストには
小池っぽいものは描かれていないし
広場がババーンというカンジなので
整地=小池は埋めるってことで確定?
※市の緑地整備計画(外部リンク)
http://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/26市の整備計画を見ると
やっぱり小池は無くなるようだ。
整地後完成のスタジアムの広場から
釣り池の新設のウッドデッキへと繋がるらしい。
今見る限りではまだ小池は辛うじて存在。
・・・・まわりの木はほとんど無くなったけど(==)
そういえば前回来たときに、
池の水際にあった名前不明のwお気に入りの木が
切り倒されていたんだよな。
てっきり老木だから切ったのかとおもってたけど
それはこのフラグだったのか・・・orz
木は一部は移植するようで引っこ抜いて根を縛られていた。
街路樹向けの強くて一般的な木だけ。
モミジの林だけは残されていた。
事前に地元市民が意見を話し合って決めたことのようなので
通りすがりのよそ者の自分は今後の行方を見守るだけです。
夏に沢山咲くハスの花も、
縄張り争いするコシアキトンボたちも
カワセミのカワ子ちゃんにも
もう近くでは会えないということだね。
※関連記事 カワ子ちゃん
http://dotetuu.seesaa.net/article/194545660.html

ハスの枯れ枝が残る池のそばで、
哀愁漂う
アオサギさん。
池の魚を見るわけでもなく
ずーと作業中の重機を見つめていた。
まもなくハス池もすべて土に埋まる。
子供の頃によく来た場所なので
本当に無くなるんだとおもったら
アオサギさんの背中を見て涙が出てきちゃったよ。