グロ系テントウムシ

2013年06月30日

ある日、部屋の窓辺のサボテンたちに水をやっていると
網戸の内側に
1匹のテントウムシが止まっていることに気付いた。


あれ?このテントウ・・・


130620_1.gif

アカホシテントウ君じゃん。珍し。


アカホシ君はタマカイガラムシだけを食べる
益虫系偏食テントウw

このタマカイガラムシというのが
家の周りに少ないのか
それともカイガラムシのいる場所から動かないのか
アカホシ君を見ることはほとんどない。

3年前くらいに初めて
アカホシ君とタマカイガラムシのいる木を見つけたのだ。
それまでは近所でもフィールドでも
お目にかかったことが無かった。
別に珍しい種類ってわけではないんだけどねー(・3・)



アカボシ君の成虫は
普通のテントウムシよりちょっと大きめで
ぼんやりと輝く赤い2つの模様が特徴。
の2層のうるし塗りのような色。


しかし、アカボシ君の一番の特徴は成虫の姿ではなく

サナギの姿である。




もう、とんでもなく、超グロいのだw



ゆえに写真もイラストも載せませんw
気になる人は画像検索からどうぞ。



簡単にいってしまうと、集団でサナギになること。

幼虫が トゲトゲイガイガ の地球外生き物っぽいから
それが パカっグワっ と、背中が割れて
そのまま脱ぎ捨てられた抜け殻が
これでもかーと ゾワワワワワワワ〜 と枝にびっしり付く。

もう、ドン引き以外の何者でもない


そんなウワサに聞く姿を
3年前初めて見てしまったわけで・・・

軽いトラウマです;
by Yokoman 17:09 | Comment (0) | ┗お客さま

ヒイラギ

2013年06月28日

朝から父・タケリンは川崎の海へ釣りに。

先月長年勤めた会社を退職してから
週2ペースで釣りに出掛けている。


先月の"イカの悲劇"以降は
ターゲットはシロギス釣りのようだ。



この日は上機嫌で夕方7時に帰宅。

じゃじゃ〜ん!と戦利品を見せびらかしにやってきたw

良型のシロギス(他ノーマルサイズ6匹)と
大好きなマコガレイが釣れたんだって。

130625_1.jpg

右下のカレイがレギュラーサイズでー
それと比べると上のカレイとキスが大きく・・・


って!Σ( ̄ロ ̄lll)


右下のカレイちっけぇぇぇヨ!

手乗りカレイか? ペット用か?



小さいカレイは針を飲んで死んじゃったんだって・・・
うー、、、まぁそれじゃ仕方ないか。


この後、大きいシロギスは一夜干しに、
普通のシロギスは天ぷら用に、
カレイ親子は唐揚げになりました。うまうま。



んで、そうそう。今回の主役
上記の本命の方々ではなくって・・・

130625_2.jpg

ヒイラギくんです。


釣りをしない人にはなじみの薄い魚だね。
スーパーやお店にはほぼ並びません。

釣りをする人には定番。外道の外道。
釣れるとがっかりする魚。
10cmほどと激小さく、ぬるぬるイガイガ。
不味そうなので即行ポイっとリリース。
ネコも食べないので、"ねこまたぎ"の別名もあるほど。



このヒイラギがシロギス釣りに行くと毎度毎度釣れるというので、
この魚のことを調べてみたのですよ。

そしたら実は うまいらしい  と、あったので

お土産に持って帰ってくれるようにお願いしてみましたー(゚∀゚)

頼むのが遅かったので4匹だけだけど
実際は10匹くらい釣れたらしい。



さっそく調理! クッキングだゴラー( ☆□☆)/

※気合を入れないと小さいのでめんどくさいw


まずヌメリ!
とめどもなく出てくるヌメリ!
ヌタウナギ・ガゴメコンブ並みだ!
見た目はアジみたいなくせに生意気w

これを流水やら塩やらでゴシゴシ洗い流す。
ポイントは、
キリが無いのでほどほどのところでやめることw


次に内臓を引っ張り出す。
タマゴやらが入っていたところをみると
今が旬ということかな? ついでにエラも取る。頭そのまま。


最後に鍋にブチ込む!
醤油とミリンと酒と砂糖をテキトーブレンドで混ぜ込む。
おまけにダシも入れてやったw

後は落しぶたと称したアルミホイルをグイグイ押し込んで
10分くらい煮てみたぞ。


で、出来たのがコレ。


130625_3.jpg


神奈川県川崎産「ヒイラギの煮付け」
(生姜めんどくさいので入れないバージョンw)



一晩味を染み込ませてから
翌朝、ゴハンのお供に食べてみたよ(゚∀゚)/



その結果・・・・










超うまかった!



小さいから骨から離すのが大変かとおもったけど
見離れがすこぶるよかったので最後は骨だけ綺麗に残った。
ま、食べるとこは少ないんだがw

プリプリ系(キンメとか)を除く白身魚の煮付け部門では
かなり上位に食い込むだろう味でした。
カレイの煮付けよりこっちの方が自分は好みかもしれん・・・


また釣ったら持って帰ってきてもらお(^^)
by Yokoman 18:33 | Comment (0) | ぎょかい

カエルツアーその2

2013年06月26日

前回「カエルツアー」について書いたけど

「セミツアー」にしても「カエルツアー」にしても
主催は母・チヨリンであったが
さらにそれ以前は自らカエル探しへと出掛けていた。
今回はその話。

---------------

5月。

小学生の自分。


春から梅雨にかけては
アズマヒキガエルたちがもっとも活発なシーズン。

前回紹介した「カエルツアー」を行っていた場所と同じ
近所にあるお寺へとカエル探しに向かう。

同じクラスの子もカエルを見たいというので
誘って一緒に行くことに。


130630_1.gif

活発なシーズンとはいえ
夜と違って昼間はなかなか見つけるのは難しい。

寺の本堂の張り出した廊下の軒下へともぐりこんで
匍匐前進しながらカエルを探すと結構見つかる。

もちろん子供だから出来ることだけど
子供でも見つかれば怒られそうな場所だw


この日は2匹のカエルを捕まえた。
なかなか大きくて立派なヒキガエル。


よく観察したいということで
家へと持ち帰ってプラケースの中へ入れておく。
大物だったので2日間くらい愛でて
あさって離すことにした。


次の日は昼まで雨が降って夕方には止む。
ちょっとお寺の様子を見に行ってみることした。


するとこれが大当たりだった。


130630_2.gif

子ガエルがウジャウジャいるのである!

脚の踏み場も無いほどの
ヒキガエルの子供ら。
みんな今年の春に生まれて
脚が生えて尻尾も無くなり陸へ上がったばかり。
雨が降って一斉に冒険へと出かけたようだ。



こんな状況を目にしたら
小学生の自分がすべきことはただひとつ!!

捕り漁ること!!


手当たり次第に、沢山いる子ガエルを捕まえまくった。



・・・。

煮て食べるわけじゃないよ



捕まえた子ガエルは全部で20匹くらい。
バケツの中でぴょこぴょこ跳ねまわるカエルを
数えるのはシンドイので推定でそのくらいw


さっそく家に帰って観察すること。


先客には昨日捕まえた巨大なヒキガエル2匹。

130630_3.gif

子ガエル20匹を追加すると
プラケースの中はカエルでいっぱいになったw

子ガエルたちは黒くてツヤツヤしていて
大人ガエルは茶色く乾いてイボイボしている。
同じカエルでここまで色や大きさが違うと
何だか別の種類のカエルのようにも見える。


夕方から寝るまで
学習机の上に置かれたカエルたちをがっつり見て
その日は満足顔でぐっすり眠る。

明日は日曜日。夕方になったらカエルたちを返しに行こう。







そして、次の日の朝。







130630_4.gif



???



(※以下、温かい目で御覧下さいw)

小さなカエルが1匹もいないのである。

あれ?

逃げた?

プラケースは今まで様々な生き物を飼って年季が入っている。
当然少しばかりの破損はしているので
カエルが逃げられる隙間があるかもしれない。
が、入念にチェックするも隙間が無いのである。


まさにイリュージョン!

神隠しである。

大きなカエルが共謀してフタを持ち上げて
小さなカエルを逃がしたのかもしれない。
そういえば、夜中にケースがガタガタ音がした。
部屋に逃げた沢山の子ガエルが潜んでいるのかも!





事実が分かったのは
それから十数分後。

散々考えた末の結論であるw


捕まえたときよりさらに大きくなった大人カエルは
夕方無事に元いた場所へと返されました。



・・・あれから20年。

お寺の本堂は軒下の無い近代的な建物へと変わり
池は枯山水の庭園となり、カエルツアーの駐車場も
違う用途使用の為に先日入ることが出来なくなりました。
by Yokoman 08:19 | Comment (4) | とかげ・かえる系
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