小さなクチナシの木がある。
もちろんこのクチナシの木は
綺麗な白い花が見たいわけでも
香水のような甘い香りを楽しむわけでも
料理の着色に使うオレンジ色の実が欲しいわけでもなく
オオスカシバの幼虫を呼び寄せるため に、母が育てているw
そんな小さなクチナシの木に

初めてオオスカシバがやってきた。
育てて初めて何年目だ?ようやく念願のお客様!
しかし、大喜びもつかの間
2〜3日も経たないうちにいなくなってしまった。

大きかったが終齢前の幼虫。サナギになるには早い。
犯人も分からぬまま数日後、、、

また新たなお客さんが来てくれた!(゚∀゚)
今年はすごいな。
今度は敵に見つかる前に家の中で飼おう。
とおもって出掛け先から家に帰ってくると
そこに数時間前に見た姿はなくなっていた。Σ(=□=;)
今年は初のお客さんを迎えながら
おもてなしをすることがまったく出来なかったのである。
これは非常に悔しい!!(>へ<;)
疑うべき犯人に庭に多くいるハチたちが思い当たる。

庭にはアシナガバチや寄生バチを始めとした
沢山の種類のハチが巡回してる姿を見かける。
そしてそいつらを呼び寄せる陰の真犯人に

植物たちがいる。
植物は、虫に自身が食べられると
特殊なニオイを出して天敵に助けを求める。
SOS! SOS!
オオスカシバに食べられてる!
ハチさん今すぐに助けて!
と言ってるのは、クチナシ本人かもしれないのだ。
(※クチナシの実証データは無いけど)

だから、怒りを向けるべき相手は、
実行犯のハチではなく
手塩にかけて育てたクチナシ なのかもしれない。
来年こそはクチナシをなだめながら
お客さんを大切にもてなそう。