長い腕

2018年05月27日

「多摩川河口」で生き物を探し。


180527_2.jpg


岩場で打ち上げられた魚でもいないかな〜と物色していると
ガサガサっと鉄クズの中に隠れた生き物の姿が・・・


カニ?

カニだな。



大きさは脚を入れると6〜7cmあって
ちょっと捕まえるのに自分では勇気がいるサイズ。
(ハサミはデカければデカいほど怖い!←あたりまえ)


脚は毛むくじゃらだけモクズガニではないな。
平ぺったく長方形の胴体。
一番気になるのは腕がやたらと長いことだ。持て余しとるww



180527_3.jpg


誰やっけ?( ・_・)



棒みたいに細い目玉はオサガニの仲間。
でも昨年捕まえたオサガニとは姿が違うな・・・

180527_1.jpg

↑コイツね。




調べてみると昨年の手が小さい方はメス
今回の腕がやたらと長いのがオスらしい。

多摩川でよく見かけるヤマトオサガニさんとの違いは
腕のイボイボ。大和男児と大和撫子はツルツルな腕w




そうだった。カニってオスメスで腕やハサミが違うんだった。

以前カクベンケイガニさんの服の色がオサレと書いたが

※関連記事
http://dotetuu.seesaa.net/article/452705461.html


今度から男女比もちゃんと考えなきゃいかんな (-o-)
お勉強になった。







正直めんどくさいが・・・
by Yokoman 07:00 | Comment (2) | ぎょかい

ビーナスフィーバー

2018年05月25日

前回からのつづき

多摩川河口に潮干狩り調査にやってくる。
ボサエビが美味しそうに見え
ウナギが食べたくなり
カニも脇目で見つつの
クラムチャウダーを探す。

-----


英名でハードクラム。チャウダークラム。

固く厚い二枚貝。チャウダーにすると美味しい二枚貝。の意。


和名はホンビノスガイ




前回、東京側の河口でもわずかながら見かけたビノさん。

それが神奈川側でフィーバーしてるとの情報を得て
単身本拠地に乗り込んでみた( ゚∀゚)/ w


ポイントが分からんかったけど
全体を見るに潮干狩りの人達が群がっていたのは1ヶ所だったから
たぶんここで合ってんのかな( -0-)??


会場の砂はこんなカンジ。

180525_3.jpg

さきほどの何もない砂地と比べて
無数に貝殻が落ちている。
こちらもヘドロが少ないが砂に混じって細かい泥も多い。



さっそく掘ってみたが、なんだか変だ。

深い位置までヘドロは出てこないのだが
代わりに貝殻、それもカキ殻が大量に出てくる。
岩場付近なら分かるが、ここは岩場じゃない。

カキ殻が多くてなかなか本命が見つからない(=_=;;)
まわりの掘っている人たちも
「貝がいない」「全然獲れない」と言っとる。
それでも手元には10個ほど持っているのだから
まったくいないわけではないんだよな〜・・・


20分ほどしてようやく1個ゲト(゚∀゚;)

180525_2.jpg

大きさはまぁまぁ大きいな。市販サイズ。


その後さらに20分ほど探したが1個止まりだった。;汗
ヘタくそなのが一番の原因なのは認めるが
平均して10〜20個くらいっぽいから難易度は高い。

数が獲れたら千葉の潮干狩り場のようにウハウハかもしれんけど
この密度じゃ禁猟した方がよい。
外来種を禁猟ってのも変な話だけどさ



そもそもこのポイントは状況から推測するに
一時的なもののようだ。

現在このポイントの真横では
橋脚の基礎工事が行われている。

180525_4.jpg
(※これは違う場所)

川の一部を枠で囲って
枠内の海底の砂や泥を船で運び出し
水深を深くする作業。



枠で囲んだ周りは若干とっちらかった感w

180525_1.gif

小さな岩礁の岩ガキや浅瀬のビノたちが
混ぜ混ぜになって打ち上げられたようだ。

180525_3.jpg

だから、範囲は極端に狭く (20uくらい?)
カキ殻や死んで日の浅い貝が目立っていたんだと思う。
(写真の白いのはほとんどが二枚貝のまま死んだビノたち)
実際獲ったビノも生きてはいたが元気なかった(;-_-)



この場所も最初のうちは沢山獲れていたんだろうね。
バケツ1杯2杯とか。
(※良い子が獲っていい量は2kgまで。大体10個前後)


過去にシジミブーム・アサリブームとあった多摩川。
どうやら今回のホンビノスブームは短期終了となりそう。

繁殖力が強いビノさんに
猛烈な需要にも神対応!(゚∀゚) を期待したんだけど
そううまくはいかない・・・
by Yokoman 07:00 | Comment (0) | フィールド

透明にょろろ

2018年05月23日

多摩川に春の渡り鳥でも見に行くかな〜と
朝、布団の中で潮見表を見ていたら

なかなかの引き潮DAY( ☆v-)

予定を変更して
神奈川県側の潮干狩り調査に行ってみることにした。

前回の時もそうだったが
"潮干狩り"と名乗るも要は生き物調査のことである。

いっぱいいたら食うけどw


※前回の調査(東京側)
http://dotetuu.seesaa.net/article/459110816.html



-----

180523_1.gif

この日は曇りの日ながら夏の気温湿度で
不快指数がなかなか高い。
家にいるよりも土手や海辺を散策するのは正解かも。



チャリで橋渡って、「殿町干潟」の土手を走る。

川岸の磯場には
キアシシギさん、京都の女子(キョウジョシギ)、チュウシャクシギさん。

本来ならコイツらを観察する予定だったが
スルーして先へと進む。


180523_4.jpg

川の中では、新しい橋の工事中。
川底を掘り返して橋脚部分の基礎を作ってるみたいだね。



川を見ているうちにサイクリングロード終点の河口に到着。

長靴ほか装備を充填して干潟に降りる( ̄∀ ̄)



ここでさっそく東京側との違いを発見。

同じ多摩川ゼロキロ付近において
東京側はヘドロが多く堆積し泥干潟に対して
神奈川側は砂地の干潟

泥が好きなヤマトオサガニ君の群れはところどころにあるものの
砂地部分は貝穴どころかゴカイ穴すらほとんど開いてない。

180523_5.jpg

貝殻も目立って落ちてないことから

ほぼ貝がいない っぽいな。

アナジャコ穴が無数に開いていた15年くらい前がウソのようだ。


熊手でそれっぽい場所を掘ってみたが、何も出てこなかった。
掘ってもヘドロの量は少ない。
落ちてるわずかな貝殻を見る限りではシジミとかがまだいるのかな?


貝は諦めて水際を歩く。

水の中には沢山の小エビの姿。

180523_2.gif

ボサエビかな?


ボサエビとは多摩川で獲れる小エビのこと。正式にはスジエビの仲間。
ボサという小枝の束を川に沈めて集まったエビを獲る。
かき揚げにすると美味しいらしい。


このエビたちを大量に捕まえるにはどうしたらよいものか・・・と考えていたら
目の前に細長く透明なものがニョロニョロとしている・・・
7〜8cmくらいかな?

すぐに分かった。




180523_3.gif


伝説の激レア生物ということに!!




波間を必死に目で追う。
今にも消え入りそうな透明度の身体。まばたきは許されない。
手探りでバックからタッパーを取り出して捕獲を試みようとしたのだが
その透明な身体は波の中にすっかり溶け込んで消えてしまった。


/(;;;-_-)\うぅ・・・・

シラスウナギなんてもう一生出会えなそうだよ・・・



本来、闇夜に浮かび上がる白い魚影を見つけるものを
昼間の明るい時間に目で追うのが無謀ww

夜中にヘッドライトを付けて
干潟を捜索するという手も浮かんだが(公式手順)
誰がどう見ても密漁の外国人っぽいから諦めることにした;
by Yokoman 07:00 | Comment (2) | フィールド